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    自分が解説しまっせ!

【解説】いよわ楽曲、
「IMAWANOKIWA」を考察してみる

いよわ 「IMAWANOKIWA」

今日は、僕のちょーぜつ大好きなアーティストさんである
いよわさんの、「IMAWANOKIWA」を解説&考察してみます。
拙い文、下手な考察ですがよろしくです。m(_ _)m

   

注意

1.あくまで僕個人の意見になります。
   こういう見方もあるんだなぁという気持ちでご覧ください。
2.他サイトさんの考察なども参考にしています。
   考察被りなどはご了承ください。(曲の考察ってマジでむずいよね)

   

    

この曲のテーマは?

楽曲には必ずと言っていいほど、その曲を作っている「テーマ」があります。
...が、だいたい考察では、「コレ!」と言い切ってしまうことは
できないんですよねぇ。
作者さんの気持ちなど、作者さんにしかわからないわけで。

ですがこの曲は、まぁわかりやすいかなという部類には入ります。
そう思った理由もあとで解説していきますね。

で、この曲のテーマですが。
それはズバリ、「娘を亡くした母親」を描いた曲だと思いました。
...え?
さっき、決めつけることはできないって言ってただろって?
なのになんでそんなに細かく言い切れるのかって?
まぁまぁ。落ち着いて。( ´∀`)
上記でも書きましたが、この曲は「まぁ分かりやすい部類には入るかな」
という曲です。言い切れる明確な理由があるんですよね。
今回はそれも念頭に考察をしていきます。
まぁ、まずは順を追ってやっていきやしょい!

   

1番の歌詞

ドラマを見るのが好きだった 
甘いハッピーエンドに浸っては眠るのが好きだった 
窓から差し込む光とそよ風が朝を教えた 

どうやら主人公はハッピーエンドが好きなようです。
ちなみに僕も好きです(どうでもいい)
全体的に優しめな表現が使われていて、平和な、幸せな感じがします。
ですが...。

   

布団の中さえ冷えていた朝に 
誰にも会いたくなくなって太陽を睨んでいた 
結露越しの街に 白い翼を見た その四肢を見た 
間違いなくあなたは私の天使だ

「幸せー」な雰囲気とは一風しましたね。
誰にも会いたくない、太陽を睨むなど、険悪な表現が使われています。
歌詞にもある「誰にも会いたく“なくなって”」という言い回しから、
主人公の気持ちを変えてしまうような、大きな出来事があったとわかります。

そしていきなり出てきた天使...と思わしき存在。
一体主人公は、どうしちゃったのでしょう。

   

甘いエンジェルヘイロー 
仰いだ哀れなサクリファイス 
幸福の定義さえ覆るほどに綺麗なその瞳に 
全てを奪われた 

「ヘイロー」は天使の輪っかのこと。
「サクリファイス」は、生贄や引き立て役などの意味があります。
「幸福の定義すら覆るほど綺麗な瞳」は恐らく、さっき出てきた
天使と思わしき存在の持つ物なのでしょう。
「全てを奪われた」は悪い感情ではなく、それだけそれにゾッコンだった
というふうだと思います。

   

もう嫌んなったの全部 今はひたすらあなたと 
もっと もうちょっと居たいなって 思った 
暗いほうは見ないで抱きしめた

ここで主人公に何があったのかの解説です。
先ほども言いましたが、この曲のテーマは
「娘を亡くした母親の曲」だと僕は思っています。
恐らく曲の最序盤、幸せーな雰囲気が漂っていた場面とその後の重い場面は、
「主人公の娘さんが亡くなってしまったタイミング」を表しているんです。

悲しみに暮れた主人公だったんですが...
そこに現れたんです。「天使」が。
まさに「娘」の姿をした「天使」が、ね。

全てが嫌になった主人公は「天使」と一緒に過ごすわけです。
「暗い方は見ないで」ね。
娘の死を受け入れられず、立ち直ることができない。
そんな中、現れた「天使」。
「天使」が主人公の幻覚などなのかは分かりませんが、
どちらにせよ主人公は精神的にもヤバめな状態ですよね。

   

2番の歌詞

ドラマを見るのが好きだった 
甘いハッピーエンドに浸っては眠るのが好きだった 
窓から差し込む光とそよ風が朝を教えた 

一番最初の「幸せー」な感じを繰り返しています。
「天使」が現れたおかげで立ち直れた...わけではないんですよね。
「天使」が居ても“娘が亡くなった”という事実は変わらない。
逆に、娘が生きてた頃を思い出してしまうのだと思います。

   

此処に無いもの 此処に居ない人 
凍った床のワンルームから連れ出してくれたら

この曲最大の疑問点その1です。
「此処に無いもの 此処に居ない人」という歌詞ですね。
“此処に無いもの”が何なのかマジでわかんないんですよね。(すみませぬ...)
なので一旦無視して...。
問題は“此処に居ない人”です。
主人公が「お母さん」ならば。「娘」が居るならば。
されど、この曲には、MVにも歌詞にも、「父親」が出てこないのです。
これも何でかは分かりませんが...。
疑問として頭の片隅に置いておいて頂けると幸いです。

そして「連れ出してくれたら」という歌詞。
主人公にも頭の中では、このままではいけないと思っているのかもしれません。
けれども、大切な人を亡くしてしまった...。
せっかく「天使」が現れてくれたのなら、「天使」との瞬間を大切にしよう
と思うのも、仕方がないのかもしれません。
この痛みは、早々拭い切れるものではないのです。

   

甘いエンジェルヘイロー 
噛んだ憐れなアノニマス 
幸福の定義さえ覆るほどに薬漬けでも構わない 
夢を見たいだけだ 

ついに薬にまで手を出してしまう主人公。
皮肉にも「天使」が現れてから、主人公の人生は転落していきます。
「アノニマス」は匿名という意味を持ちます。
「天使」と過ごすあまり、どんどんと社会から隔絶されていく。
そんな現実を見た主人公は、だんだんと“そっち側”に行きたい
とも考え始めてしまいます。

   

もう嫌んなったの全部 今はひたすらあなたと 
もっと もうちょっと居たいなって 思った 
暗いほうは見ないで キスをしたのさ

結局、「天使」と過ごすのを繰り返す日々。
いい方向に向かうことはなく、どんどんボロボロになっていきます。

    

クライマックス

間違いなくあなたは私の天使だった 
光差すバルコニーから 手を伸ばした 
掴んだんだ、確かに

突然ですが、娘さんは何故死んでしまったのでしょうか。
他殺...とは考えにくいですよね。
もっと殺伐とした曲になりそうな感じがします。
では、自殺...とも考えにくいような。
MVの限りだと、ランドセルなどの描写から、娘さんは小学生っぽいんですよね。
小学生の子が自殺をしない...とは一概にも言えませんが(考えたくもない)、
この娘さんは、小学生でも小さいお子さんだったのかなと僕は思います。

小さいお子さんの亡くなる原因で一番多いのは、やはり「事故」です。
ここでこの歌詞なのですが...。
「バルコニーから手を伸ばした」「確かに掴んだ」
と言っていることから、娘さんはバルコニーから転落死してしまったのでは、
というのが今回の死の原因だと思っています。

無論、事故なので誰も悪くありません。
ですが逆にその「誰も悪くない」というのが、主人公のやり場の無い
悲しみを増長させてしまったのだと思います。

   

今際の際にて とろけた哀れなサクリファイス 
幸福の定義さえ覆るほどに綺麗なその瞳に 
全てを奪われた

「サクリファイス」は生贄という意味。
生贄は本来、“神への供物”という意味として使われます。
誰のせいでもない「娘」の死。
誰のせいでもないからこそ、まるで生贄にとられたかのような、
そういうニュアンスで、「娘」の死は神様のせいだと思ったのかもしれません。

   

もう嫌んなったの全部 今は ひたすらあなたと 
「いっそ、天国が見たいな」って笑った 
暗いほうは見ないで飛び立っていくのさ

そして、「“そっち側”に行きたい」という思いはどんどん膨れ上がり...。
“そっち側”にいったとて、娘さんに会えるとは限りません。
まずそもそも、“そっち側”があるかどうかすらわかりません。
それでも主人公は死を選んだ。
それほどまでに「娘」を愛し、それほどまでに失ってしまったのかもしれません。

  

動画内のメッセージ、曲のテーマ

MVを見るとわかりますが、音をよく聞いたり、動画内の歌詞を注意深く
見たりすると、不自然な点が見つかります。
実はこれが、曲のテーマを裏付けるものなんですよね。
(音はモールスっぽい? 英語字幕つけるとわかると思います。)
これを見れば「娘を亡くした母親の曲」で納得すると思いますよ。

0:58モールスで「MATHER」(母)
0:59モールスで「MY DAUGHTER」(私の娘)
0:59モールスで
「WILL NEVER COME BACK」
(二度と戻って来ない)
1:01モールスで
「FUCKING GOD TOOK HER」
(憎き神が彼女を連れて行った)
1:15モールスで「I FORGOT」
(忘れていた)
1:23病室(娘さん目線)みたいな背景が映る。
主人公が驚いたような表情をする。
1:29~1:34音でのモールス信号
「MAMA」
1:39文字が鏡写しで
「ドラマを見るのが嫌いになった」
と書いてある。
1:41文字が鏡写しで
「ドラマを見るのが嫌いになった」
と書いてある。
1:42文字が鏡写しで
「ハッピーエンドに浸ったって何も変わらなかった」
と書いてある。
1:44文字が鏡写しで
「ハッピーエンドに浸ったって何も変わらなかった」
と書いてある。
1:58文字が鏡写しで
「連れ出さないで思い出してしまうから」
と書いてある。
2:00「連れ出さないで」と書いてある。
2:01主人公が崩れ落ちる。
顔にモザイクがかかる。
2:01モールスで
「FORGIVE ME MY ANGEL」
(私の天使を許して)
2:01主人公にモザイクがかかってる間、
「She was a mother.
She will never see anything」
(彼女は母親だった。彼女は何も見れない。)
と順番に表示され続ける。
2:01よくわからない背景がほんとに一瞬。
2:01ほんとに一瞬だけ歌詞が「anonymous」(アノニマス)になる。
2:04「しらない」という言葉で「幸」の漢字を作る。
2:06~2:09「何も覚えていない」で螺旋みたいなのが作られる。
2:15モールスで
「WHY DID YOU CHOOSE」
(なぜ私を選んだの?)
2:25涙が左右非対称で流れる。
ここまで左右対称の表現がほとんどだったのに珍しい。
3:07モールスで「I LOVE YOU」
(愛してる)
3:07モールスで「AGAIN」
(もう一度)

...どうですかね。
モールスなどで「母」や「娘」が多用されていることから、
この曲のテーマが自ずと見えてくると思います。
まぁ、それが正解だとも限らないのですがね。
最初でも言いましたが、作者さんの気持ちは作者さんにしかわからないのです。

  

疑問点

これだけ情報が出ていても、やっぱり疑問は残ります。
僕が思った「わからない点」を挙げていきますね。

①動画全てを通して、「左右対称」の表現を誇張する理由。
②“此処に無いもの”って何?
③父親はいずこへ?
④“凍った床のワンルーム”の意味。
⑤タイトルがローマ字&大文字の理由。

こんなもんですかね。
④とかはなんとなくわかるやろ!と思うかもしれませんが、
”凍った床のワンルーム“は多分「病室」を表すんですよね。
「天使」が主人公を連れ出すと解釈するのなら、連れ出されるのは
「病室」ではなく、主人公が閉じこもっている「家」だと思うんです。
なら誰が「病室」から抜け出すことを望んでいるのか...。
いささか難解ですねぇ...。

  

様々な考察

※注意
ちょっと嫌な気持ちになるかもしれない考察をします。
ご覧になる際はご注意を。






































1つ目
他サイトさんの紹介です。(要はパクリ...でも許して...。)
そのサイトさんはこちらから。↓
【赦せる人向け】IMAWANOKIWAを考察する【狂気】 - 堂々堂~純セメスのブロマガ

  

曲中に出てくる「娘」。
それは、「主人公のクローンなのではないか」、ということです。
現実の世界の科学技術で説明がつくのかはわかんないんですけど、
この解釈の仕方はいろんな表現に説明がつきます。

①左右対称なのは、もう一人の自分を表すから。
②自分のクローンなので父親なんかいない。
③タイトルをローマ字&大文字にすると、タイトルすら左右対称になる。
 「自分がもう一人」を強く表すために、多くの左右対称を使っている。

  

詳しくはご本人様の考察を確かめて欲しいのですが、
この考察は、あぁ確かに、となる部分が多かったです。
ですが「クローン」だなんて...。
倫理観や現実性など、さまざまな問題含め、
あまり気持ちのいい物ではないかもしれません。
(確かに腑に落ちるけど、納得かと言われれば...。)

文字全部が左右対称になっている
堂々堂~純セメスのブロマガ様より

               
          

2つ目
これは割と、一定の支持者さんがいる考察なのですが...。

曲中に出てくる「娘」は、主人公の本当の子じゃないのでは?
という考察です。

この時点で、すでに解釈が分かれるのですが...。

解釈① 「誰かから盗んだ赤ちゃんを育てた」
ちょっとびっくりですね。でもこれで説明のつく部分もあります。
「凍った床のワンルーム」のくだりです。
「病室」から赤ちゃんを連れ出した、と解釈すればすんなりいきます。
「病室」を抜け出すのを望んでいるのは、赤ちゃんなのか主人公なのか
わかりませんが。
これもたくさんの解釈があると思います。

解釈②「女の子を誘拐して娘とした」
とんでもないですね...。:(;゙゚'ω゚'):
こじつけの部分も多いですが、この考察は曲全体に当てはめられます。
「天使」が終始比喩表現だった可能性もありますし、
「娘」は事故死したのではなく、主人公と心中したという解釈もできます。
あまり本望ではない考察ですけどね。コワイ...。

  

まとめ

いよわさん楽曲「IMAWANOKIWA」考察でした。
どうでしたでしょうか。
はじめこの歌詞の意味がわかった時、震え立ちましたね。
もうほんとに恐ろしい...。いよわさんて人は。

いよわさんの曲は、わざと曲のテーマを提示する感じが多いように
感じるんですよね。
伝えたいことを露わにすることで、またさらに何を伝えようとしているのか。

いよわさんの曲は素晴らしいものばかりなので、
是非違う曲も聴いてみてくださいね!ね!
長々とお付き合い、ありがとうございました。




いよわ 「IMAWANOKIWA」を聴く↓
IMAWANOKIWA / いよわ feat.初音ミク - YouTube

         

2023/2/27