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  • Ayt
    いよわさん楽曲も9つ目が来たぞ~(^^♪

【解説】いよわ楽曲、
「ディアーマイウィッチクラフト」を考察してみる

どうもご無沙汰、Aytです!
今回も楽曲考察やっていきますぜ!
今日は、いよわさん楽曲「ディアーマイウィッチクラフト」!
それでは...行っきまぁぁぁぁす!

   

注意

わたし一個人の考えであります!
( `・∀・´)ノヨロシクです!

   

    

この曲のテーマは...?

今回の楽曲「ディアーマイウィッチクラフト」。
長めなタイトルですが、和訳すると「親愛なるわたしの魔法へ」って感じになります。
すなわち今回の曲のテーマは「魔法」。
超端的に言うと「魔法が使えるようになった女の子」の話です。

「魔法」...。
ファンタジーとかで出てくる、あの魅力的な超常現象。
皆さんも一度は、魔法が使ってみたいと願ったことがあるのではないでしょうか。
僕は今でも願ってますけどね。

今回はそんな「魔法」の話。
魔法を通して、”大切なものに気づかせてくれる” お話です。

        

    

1番の歌詞

ママに言わなかった
カミサマからのおくり物を
たからものにしたの
説明書のひとつもわたしてくれなかったけど

今回の主人公は、MVにいる橙色が特徴の女の子。
名前は...”マホちゃん” とでもしましょうか。

そんなマホちゃんが手に入れたもの。
それは正に ”魔法のステッキ”。
マホちゃんは「カミサマからのおくり物」だと形容しています。
お母さんにも秘密にしているっぽいですね。

そんな魔法のステッキを神様から貰ったマホちゃん。
「説明書のひとつも」と言っているので、使い方は分からなかったのでしょう。
それでもマホちゃんはこのステッキを「たからもの」にします。
年頃の子供なら、こういった宝物が大好きになりますよね。

    

ママに言えなかった
落としてしまった ねこ柄のマグカップは
もどりはしないのにな

ある日マホちゃん、マグカップを落としてしまったそうな。
MVで見ると分かるのですが、マグカップは結構ひび割れて壊れちゃってます。
怒られる...完全にお母さんに怒られる運命ですよね...。
マホちゃんもそれを危惧して、お母さんに自己申告することができませんでした。

   

ぼやけたいつもの部屋が
いきなり光った!

物を壊したら怒られる。
数多の人が幼少期に家庭で経験したことでしょう。
なので多くの子供は怒られないように、壊れた物の隠蔽活動に走ります。
なんとか隠したり直そうとしたりして、壊れた事実を無くそうとするわけです。

でも子供の力じゃ限界があります。
隠したら ”無い” ことに気づかれますし、直すのだって子供じゃ難しい。
代わりのものを買うにしても、小さい子のお小遣いなんて可愛いものでしょう。

なのでMVのマホちゃんも半泣きです。
どうすることもできない...怒られるのを待つしかない...。
そんな時、ぼやけた部屋がいきなり光るんです。

        

   

魔法がつかえたの
魔法じゃなきゃ説明できないことが起こったの
夕やけみたいな色の
キセキをみたよ

「魔法が使えたの」
マホちゃんが貰った、魔法のステッキ。
ステッキはいきなり夕焼けみたいな色に光って奇跡を起こしました。
そう、マホちゃんが落として割ったマグカップを、綺麗さっぱり元通りにしたのです。

「魔法じゃなきゃ説明できない」
本当にその通り。
マホちゃんの想いに呼応するように、ステッキが反応したのです。

     

魔法がつかえたの
「あの日のあの時失ったものが戻ってくるのなら」
そう思って飛びだした
こどうを おさえて

マホちゃんはこの出来事を見て、
「今まで失ってきたものも、この魔法でもとに戻せるのではないか」
なんて考え始めます。

そして実際にレッツらゴー。
家を飛び出して魔法を使いに行ったのでしょう。
興奮している自分の鼓動を抑えながら。

何か新しいものを手に入れたり、何か新しい事が出来るようになったり。
そういうことがあると、ついつい使いたくなったり、試してみたくなったりしますよね。
マホちゃんも魔法のステッキを試したくなったのでしょう。
でもマホちゃんはまだ子供です。
それが必ずしも ”良いこと” に繋がるとは限らないのです。

   

  

2番の歌詞

心から おもえば
カミサマからのおくり物は
もとどおりにしてくれるんだ

マホちゃんが神様からもらった贈り物、魔法のステッキ。
これはありとあらゆるものを修復...というより元通りにしてくれます。

マホちゃんが壊したマグカップが良い例。
”壊れてしまったものを修復させた” というよりは、
”壊れてしまったものを壊れてない状態まで戻した” という感じ。

   

人形も
飼ってたねこも
小さなきっかけから絶交しちゃった
いちばんの親友も

魔法のステッキの力で、失ったものを取り戻せるようになったマホちゃん。
マホちゃんはその魔法を使って様々なものを ”戻し” 始めます。

例えば「人形」。
恐らく、MVにある壊れてしまったクマの人形。
そんな人形を ”直って自分の手元にある状態” まで戻します。

例えば「飼ってたねこ」。
過去形なので、恐らく寿命で死んでしまったのでしょう。
そんなねこを ”自分が飼ってた状態” まで戻します

例えば「小さなきっかけから絶交しちゃった いちばんの親友」。
多分その名の通り。
些細なことで以前のような仲ではなくなってしまった友達なのでしょう。
それでも「親友」と呼ぶ所から、マホちゃんの大好き具合が伺えます。

そんな親友を元に戻した。
”絶交していない状態” にまで ”戻した” のです。

           

                

   

満たされた
もう悲しまなくてもいいのね
ほころぶ 魔法使いに
突然 同じ声が ささやいた

「満たされた」
自らが失ったありとあらゆるものを元に戻し、満足したマホちゃん。
”今まで失ったもの” だけでなく、”これから失うもの” も元に戻せるのです。
「もう悲しまなくていい」
こう思うのも必然でしょう。

そうやってほころんでいた魔法使いのマホちゃん。
そんなマホちゃんに、ある声が突然ささやきます。
それはマホちゃんと全く同じ声。
その声はマホちゃんに対してこう問いかけるのです。

   

「何回 使った?」って

「何回 使った?」
正しく、”何回魔法を使った” か聞いたのでしょう。

「どうして?」とか、「何に?」とかではなく...。
「何回」使ったのか。

けどマホちゃん。
問いかけられた途端に後ろを向いて逃げ出してしまいます。
そりゃあもう一人の自分とか現れたら、怖くて逃げ出してしまうかもしれませんが...。
でも質問に悪意はないはずです。
だって「何回」と聞かれただけですから。

    

「魔法は使えるの?
 まだいつでも直せるものを
 大切に思い続けられるの?」

突然現れたもう一人のマホちゃん。
最初の質問を皮切りに、マホちゃんに対して問いかけ続けます。
「本当に ”魔法” は使えているのか」
「いつでも直せるものを大切に思い続けられるのか」

どんなに酷い状態になろうとも、魔法を使えばあら不思議。
自分の望む状態へ一瞬で元通りになってしまうのです。
好き勝手扱っても、例えそれで壊れても、すぐに元通りになる。

そんな絶対的な ”保険” がある状態で、それを大切に思い続けられるでしょうか。
それは本当に ”魔法” と呼ぶのでしょうか

       

「魔法で直した友情はホンモノなの?」

「小さなきっかけから絶交しちゃった いちばんの親友」
マホちゃんには ”いちばん” とも言える親友がいたんです。
でも絶交してしまった。
それに耐えられず、マホちゃんは魔法で親友を ”元に戻し” ました。

でもそんな魔法で元に戻した ”友情” はホンモノと言えるのでしょうか。
また絶交してもすぐに元に戻せてしまう。
マホちゃんは、そんな友情を大切に思い続けられるのでしょうか。

       

夢中で にげだした
たからものが ただの棒きれになるのが怖くて
許されたはずの
こどうを おさえた

マホちゃんは夢中で逃げ出します。
魔法のステッキがただの ”棒きれ” になるのが怖くて。
自分の行いが ”間違い” になるのが怖くて。

「許されたはずの こどう」
それはマグカップを直したときに感じた、あの鼓動。
初めて魔法を使ったあの時、どうしようもないワクワクを感じたことでしょう。
今はどうでしょうか。

         

     

ラスサビ前

心のどこかで
替えが きくものだ と
かんちがいしている

「替えが効くものだと勘違いしている」
この「かんちがい」、何もマホちゃんだけに言えたことではありません。

いろんなことが便利になった社会。
様々なものが周りに溢れ、”もの” の飽和状態になった現代。
「これができないからあれを使おう」だなんて、
当たり前のように ”代替” をしている人が多いように感じます。
(自分もそのひとりなんですけど)

それはその ”もの” として、
世界にたったひとつだけしか無い筈なのに。

   

魔法のステッキは
泡だけ はくばかりに
なっちゃったな

そしてその ”代替” を如実に表したのが、マホちゃんです。
「壊れたものを元に戻す」
至極単純、そして子供でも使えてしまう簡単な魔法です。

ですがそんな魔法のステッキも、泡を吐くばかり。
自分の行いの真の意味に気づいたマホちゃんは、もう魔法を使うことが出来ないのです。

    

       

ラスサビ

魔法がつかえたの
魔法じゃなきゃ説明できないことが起こったの
夕やけみたいな色の キセキをみたよ
本当よ

「魔法が使えた」
「魔法じゃなきゃ説明できないことが起こった」
「夕やけ色のようなキセキをみた」

今までのこのセリフにマホちゃんは、
「本当よ」
と付け加えています。

この「本当よ」は、
もうマホちゃんが ”魔法を使わない” から言ったセリフなのだと思います。
「本当」を証明したいのなら実践すればいいですしね。
でもわざわざ ”言った” ってことは、もう使わないということなのかなと。
(使わないではなく、使えない かもしれませんが)

          

「魔法は必要だった?
 壊れたもの全部もとどおりにすることが
 救いにはならないよ。」

「魔法は本当に必要だったのか」
魔法が本当に魔法使いのためになるとは限らないのです。
今回の、小さなオレンジ色の魔法使いさんのように。

「全部もとどおりにすることが救いにはならない」
もうひとりのマホちゃんが、マホちゃんを抱きしめてそう言います。
すっごい尊いです、このシーン。

         

涙が見えた 気がした

マホちゃんを抱きしめて、大事なことを伝えて。
そして涙を流して消えてしまった、もうひとりのマホちゃん。

失ったものを全部戻しても、それは救いにはならない。
そんな言葉の魔法で、たしかに彼女はマホちゃんを救ったのです。

         

             

   

ラストは夢オチ?

MVではラスト、マホちゃんが眠りから覚めます。
まるで今まで見てきたものが全て夢だったかのように。

こんな描写から、ラストは夢オチなのではないかという考察もあるんです。
でも、うーん。
なんか最後のマホちゃんって、今までよりちょっと成長してるように感じるんですよね。

だからこの出来事が全部夢の話だったというよりは、
”昔実際に起こった出来事が夢として出てきた” っていう感じだと思うんです。
だってマホちゃんも、魔法が使えたことは「本当よ」って言ってますしね。

   

   

マジ完全オリジナル妄想考察

注意

これはマジ完全オリジナル妄想考察。
すなわち、歌詞にもMVにも無いこじつけです。
こじつけなんて弊記事では日常茶飯事ですが、苦手な方はご注意ください。m(__)m

        

                

                  

妄想考察
「もうひとりのマホちゃんは一体だれなのか」

楽曲の2番サビ前くらいに出てきた、もうひとりのマホちゃん。
さらっと "もうひとり" とか言ってますが、なんで自分がもうひとりいるんやねんってね。
この "もうひとり" の正体、断定できなかったのでいくつか説をつくりました。
ちなみに断定できなかったのは私の力不足です。(正直)

      

                      

                    


もうひとりのマホちゃんは、
「マホちゃんの中の "理性" とか "善意" とか」説。

マホちゃんは例のごとく、様々なものを魔法で元に戻していました。
その中でも特にエグイのが、「飼ってたネコ」や「元親友」です。

「元親友」に関しては、完全に親友の自由意思が無視されています。
例えこの親友ちゃんがマホちゃんとの復縁を望んでたとしても、これは完全に無理やりの形です。
仲直りなど基本的なコミュニケーションを介したならまだしも...。
これはいささか、マホちゃんの意思が通り過ぎているような気がします。

「飼ってたネコ」に関してはもう、言語両断です。
恐らくこれは、完全なる死者蘇生です。
正しく、"命を元に戻す" という行為。
とてつもなく倫理を冒涜している気がします。

これが無邪気さ故に生まれたものだったとしても、あまりにも残酷な行いです。
それに呼応して現れたのが、マホちゃんの "理性" や "善意" を象ったもの。
すなわちもうひとりのマホちゃんというわけです。

                   

なんだか気持ち的なアレなので説得力はある気がしますが...。
話的には結構弱いような...。

というのも、
マホちゃんは最後、もうひとりのマホちゃんのヘアゴムを見て泣いているのです。
すなわちこの二人は並々ならぬ関係であった可能性が高い。
だとするとただ "気持ち云々” で片づけてしまうのは違うような...。

                

                     

                     


もうひとりのマホちゃんは、
「今は亡きマホちゃんの双子の姉妹」説。

"特徴が全く似ている二人の人物" と言ったら、思いつくのは双子です。
というわけで、マホちゃんは双子だった説です。

いろいろなものを魔法で元通りにしていたマホちゃん。
そこに現れたのが、かつての自分の姉妹です。
マホちゃんは昔何らかの理由で姉or妹を失いましたが、この魔法で "元に戻った"。
そして自らの双子の片割れに、「何回使った」と問われたのです。

これならマホちゃんが最後に涙を流した理由も納得ですが...。
はい、それ以外がつながりませんね。
まずそも双子の姉妹だって証拠がありませんし。
こじつけすぎですね...。

仮に本当に双子の姉妹だとしても、
もうひとりのマホちゃんは大混乱でしょう。
死亡状態からいきなり生存状態に戻されたわけですから。
あんなに冷静に「何回使った?」なんて心理状態じゃない気がします。

              

            

            


もうひとりのマホちゃんは、
「魔法のステッキそのもの」説。

今までの描写を見ると、
魔法のステッキはまるで "悪いもの" のような感じばかりです。
でも別にステッキ自体は悪いことはしていないんです。

逆に無邪気に悪いことをしていたマホちゃんは、
もうひとりの自分に追いつめられるような形で止められます。
"過程" はすごく怖かったけど、"結果" はすごい感動だった。

だからこのもうひとりのマホちゃんは、
魔法のステッキが自発的に生み出した、
又は魔法のステッキ自体なのではないかと思うのです。

              

魔法のステッキが降ってきて、
マホちゃんが魔法でいろいろなものを元に戻して、
もうひとりのマホちゃんが現れて、
マホちゃんが自らの行いの "罪深さ" を自覚して、
もうひとりのマホちゃんが "大事なこと" を伝えて...。

今までのこの一連の流れは、
魔法のステッキがマホちゃんに大切なことを教えるためにやったこと。
すなわち最初から魔法のステッキの意中だったということです。

そしてマホちゃんに大切なことを教えた最後、
ステッキはマホちゃんに魔法をかけて、
"マホちゃんが魔法を使っていない状態まで戻した" のではないでしょうか。

            

魔法のステッキがマホちゃんに大切なことを教えるため、
もうひとりのマホちゃんを生み出した。
        or
もうひとりのマホちゃんが大切なことを教えるため、
魔法のステッキをマホちゃんのもとへ落とした。

このどちらかはわかりませんが、
もし「もうひとりのマホちゃん=魔法のステッキ」ならば、
すごい尊いというか...感動ですね...。

                 

              

                    

妄想考察
「オレンジ色=魔法」

この曲、「ディアーマイウィッチクラフト」。
MV内にたくさんオレンジ色が使われているのですが...。
歌詞でもあったように、このオレンジ(夕やけ色)は魔法の暗示だと思います。

MVのラストシーン、
"星形のヘアゴム" をしたマホちゃんがこちらに笑いかけるのですが、(かわいい)
そのとき画面にオレンジ色の泡が映るのです。

この最後に微笑みかけているのは恐らく、
"もうひとり" のほうのマホちゃんなのです。

もうひとりのマホちゃんは色々怖い描写が多かったですが、
抱きしめてくれたり、微笑みかけてくれたりしてくれるので、
多分マホちゃんの敵ではないのです。

"壊れたものを元に戻す"
非常に恐ろしい魔法だけれども。
もうひとりのマホちゃん含め、
実は「マホちゃんに大切なことに気づいてほしかった」
のかもしれません。

            

                   

                    

まとめ

いよわさん楽曲、
「ディアーマイウィッチクラフト」を解説&考察してみました。
なんとも言えない感動と、懐かしさを感じるような曲でした。
そう、まるで夕焼けを見ているかのような...。(?)

「壊れたもの全部もとどおりにすることが救いにはならないよ。」
代替ばかりに変えまくることは救いにはならない。
ぜひとも心に刻みたい言葉ですね。

どうでしょう。
あなたは魔法を正しく使えているでしょうか。

        

いよわ「ディアーマイウィッチクラフト」を聴く↓
ディアーマイウィッチクラフト/いよわ feat. 初音ミク・flower  - YouTube

       

   

2024/5/4