皆さんこんにちは!
もう後戻りできないいよわ通です!
今回はいよわさんの二大誘拐曲の一つ目、「異星にいこうね」を解説していきます。
注意
僕個人の解釈です!(定型文)
よろしくです!
(ついに説明がめんどくなって二行になる注意欄)
この曲のテーマは...?
今回の曲は、今までのいよわさんの曲とは少し違い、
物語仕立てになっているというのではないかな...って感じです。
確実にストーリーは存在するんですけど、それだけでなく
この一つの曲に色んな意味が入ってそうな気がするんです。
でも僕の頭ですべてを解明するのは等しく死に値するので、
今回はこの曲にあるストーリーの方に注目していきたいと思います。
今回の曲のテーマは...恋?
それも歪な感じ...?
MVに可愛い女の子が映ってますよね。
この子が恋するんです。
いよわさんが描く恋愛楽曲は信用がありませんが、(おい)
この曲もそうなんですよね~。
それもこの曲、なんかいつもと違う感じがして新鮮でしたよ!
1番の歌詞
キャトルミューティレーションのように恋した
実地調査14日目の朝よ
はい。
いきなり知らない言葉が来ました...w
「キャトルミューティレーション」というのはですね...。
なんか、動物とかが内臓や血液がない状態の死体で見つかることらしいです。
ハツミミ...。
でも、そんな状態は異常なわけで。
これはUFOでやって来た宇宙人の仕業だ!
...っていうのがセットらしいんです。
真相は違うんですけど、それは後述。
こういう意味があるよ!ってことだけ覚えておいてください。
そしてそんな、キャトルミューティレーションのように恋をした。
内臓や血液が抜き取られるような恋っていう意味ですかね...?
「実地調査14日目」というのはそのままの意味ですね。
これは女の子の正体を知ればわかると思います。
みだれの無い計測機器が
奏でるのは知らない音
どくん と
MVに出ている、この角の生えた女の子。
この子、実は宇宙人ちゃんなんです。
...どちらかというと”異星人ちゃん”のほうがいいですね。
この異星人ちゃんがやってきたのです。地球に。
そうして、実地調査(地球の)14日目のその日。
この異星人ちゃんは恋をしたのです。
キャトルミューティレーションのような恋を。
地球にいる、とある人間さんに。
「みだれのない観測機器」は、恐らく生命装置みたいなのだと思います。
心電図みたいなのを想像してくださると。
その心電図が、平常より少し狂ってしまった。どくんと。
心電図が自分の知らない音を出した。
この瞬間、異星人ちゃんは恋に落ちてしまったのでしょう。
一目惚れだったのかな?
警鐘のよう響くの
特定の弧をえがいて飛び立つの
頭上には相変わらずの
はりついた気持ち悪い色
そんな高鳴る鼓動を、異星人ちゃんは「警鐘」だと言っています。
異星人ちゃんにとって"恋”は、経験にも知識にもない
はじめての現象だった...?っていう可能性が高いですね。
「特定の弧を描いて飛び立つ」
言わずもがなUFOですね。
異星人ちゃん、UFOで来た。
もしかしたら、自分の中に起こった知らない感情に戸惑って
一旦UFOで逃げてしまったのかもしれません。
「頭上に張り付いた気持ち悪い色」って...。
...って空のことじゃん!?
異星人ちゃんの故郷の空は青くないのでしょうか...。
いきなり地球のことディスるじゃんね...。
体内深い傷があって
とうとう劇物が混ざった
そうしてこまぎれの昨日の
くり返しをすることに夢中になったの
「体内の深い傷」が何のことかは分かりませんが...。
「劇薬が混ざった」というのは、異星人ちゃんの心の中に芽生えた
”恋”の感情のことだと思います。
異星人ちゃんのメンタル的なことを言い表したいのか...。
なんかほかの意味もありそうですけどね。
「こまぎれの昨日のくり返し」は、
異星人ちゃんが、”恋した人間のことを繰り返し観察する、
あるいはその人間ともう接触していて、今日も会いに行く”
みたいな感じだと思います。
そしてその繰り返しに夢中になっている...。
恋する乙女ですね。
異星人ちゃん、ルックスも可愛いし。
今まで恋を知らなかったのなら心も純粋だし。
想い先の人間さんは役得なのかなぁ~。
ゆらり
宙にうかんで
ままごとをしましょ
UFOにのって異星にいこうね
いこうね
さっきまで可愛いなぁと思ってたんですけどねぇ~...。
「異星に行こうね」なんて言い出しちゃいました。
欲しいものは力尽くで奪っちゃう系かな?
一応、「いこうね」とはいってますけど...。
「いこうね」って、こっち側に選択権ないですよね...。
そっちで行くことがもう確定しちゃってますよね...。
純粋さゆえのこの発言なのか...。
さっきから文章末の「...」が止まりません...。
きっとね
きっと君は
ズルい奴だよ
UFOにのって異星にいこうね
いこうね
「ズルい奴」?
ズルい奴ってなんだ?
って結構な時間考えていました。
で、こう思ったんですよね。
異星人ちゃん、地球滅ぼす気では?
なんか時々、地球のことディスってましたし。
もともと地球は気に入らなかったのではないか、と。
でもそんな中で見つけた、自分の恋する人。
その人間を「ズルい奴」って言っています。
これは多分...。
「地球は滅んで人類は滅亡するけど、
君だけ唯一生き残ることができるよ!」
「君はわたしの愛しの人だから、生き残らせてあげるよ!」
「君はズルい奴だねぇ~(*^^*)」
って感じで、揶揄ってるんだと思います。
完全に僕の想像ですけどね...。
でも、ありそうじゃないですか?
純粋だからこそ、異星人ちゃんはこんなジョークみたいなことが言える。
実際、本人はジョークのつもりで言ってそうですし。
でもこちら側、人間側からしたら、たまったもんじゃありません。
人間と異星人の確実的な価値観の違い。
それが鮮明に現れているのでは?と僕は思いました。
どんなに乙女チックで可愛くても、異星人は異星人。
地球は、とんだ厄介な相手に見つけられてしまいましたね。
2番の歌詞
キャトルミューティレーションのように恋した
実地調査17日目の朝よ
ここでも出ました、「キャトルミューティレーション」。
最初のほうでこれの意味を説明しましたよね。
「キャトルミューティレーション」というのは、
動物なんかが、内臓や血液が抜き取られたような状態の死体で見つかることです。
そして、「それはUFOのせいだ!」というとこまでセットだったはずです。
でも真相は違います。
動物が死ぬと、虫や獣や鳥が食べに来て...。
内臓、眼球等やわらかいところが真っ先に食べられます。
血液は、そういった内部を食べるために開けられた傷口から流れ落ちてく。
こんな自然現象でもキャトルミューティレーションは完成します。
じゃあ、それがなんだよって話ですが...。
僕もよくわかんないです。
この曲、なんかすごいところにすごい意味が隠されてるらしいんですよね。
感覚的にはつかめなくもない...?
でも言葉にするのは難しいみたいな。
まぁストーリーとはあまり関係なさそうなので、
ここはパスということで。
皆さんも気になったら、頑張って何か気付いてみてください。
ぶちこわれた計測機器が
奏でるのは知らない音
どくん どくん と
「知らない音」は、上記でもした恋の時の心臓の鼓動のアレ。
ただ今度は、計測機器がぶち壊れていますね。
上の歌詞で「実地調査17日目」と言っていたので、
前回とは3日ほどたっています。
その3日間、異星人ちゃんの恋心は収まるところを知らず...。
恋心が肥大に肥大して、計測機器もだんだんうるさくなり...。
もはや「ぶち壊れた」と言ってもいいほどになったんでしょう。
歌詞の「どくん」も1個増えてますしね。
警鐘のよう響くの
キュートアグレッションが囁くの
はい。
また知らない単語が...w
「キュートアグレッション」というのは、
かわいいものを見て、つい抱きしめたくなったり、つねってみたくなったり、
食べてしまいたくなったりと、攻撃性を抱く心理状態のこと。
好きな人に意地悪したくなったり、
好きな人を追い詰めてみたくなったり...。
なんて経験、皆さんもありませんか?
いま異星人ちゃんはそれを感じちゃってるんですね~。
なんかあんまり冗談に聞こえませんね...。
にせもののなぐさめは
あいにくもう持ち合わせてないよ
そんなキュートアグレッション、攻撃衝動が囁いているんです。
異星人ちゃんの「異星にいこうね」発言を、
恋された側の人間さんは恐らく承諾していません。
それでも異星人ちゃんは、説得を続けているんだと思います。
適当な理由とかをつけて。
...だって異星に来てくれさえすればいいのですから。
それが「にせもののなぐさめ」なのでしょう。
でも、そんな説得も効果がなくなってきた。
適当な理由の持ち合わせがなくなってきたのです。
そんな時、彼女の ”好き” 故の攻撃衝動が彼女に囁きます。
なんて?
そう。
説得で来てくれないのなら、攫ってしまえばいいんじゃない? と。
臓器も
ぜんぶ捨てて
あいさつしましょ
UFOにのって異星にいこうね
いこうね
「臓器もぜんぶ捨てて」というのは、
”キャトルミューティレーション”と掛けているのでしょうか...?
なんか物々しい雰囲気の歌詞になってきましたね...。
なんて
大きくて
おぞましく
美しい星だろう
でも僕たちにはもういらないね
ないね
「大きくておぞましく 美しい星」
言わずもがな、地球のことでしょうね。
異星人ちゃんにも、地球を「美しい」と言える感性があるのでしょうか。
はたまた、人間の価値観に適当に合わせているだけなのか。
そしてそんな地球も「僕たちにはもういらない」と言っています。
異星人ちゃんは僕っ子なのでしょうか...。(そこじゃない)
恋した人間さんを、何としてでも自分の星まで持ち帰りたいみたいですね。
たとえ地球が滅んでも。攫うまでしてでも。
とんでもないですね。
どんなにヤバい合コンでも、こんなこと起こりません。
ラスサビ前
体内 ひどい熱があって
朦朧 浮かされては膿んだ
「ひどい熱」とは、やはり異星人ちゃんの恋心のことでしょう。
それに「朦朧、浮かされた」と言っています。
自らの恋を病気で例えるのはやっぱり、恋に慣れていないからなんでしょうかね...。
そうしてもろい体機能の
営みに触れることに
夢中になったの
「脆い体機能」?
異星人ちゃん、人間に擬態でもしているんですかね。
ホントは人間みたいな姿じゃない?
そういえば、セーラー着ているのも気になりますしね。
まぁ、これは後ほど...。
そして「営みに触れる」というのは、1番の歌詞でも解説した、
異星人ちゃんが恋した人間を観察したり、直接会ったりすることですね。
それに夢中になった。
好きな人を攫ってしまいたいと思うほどに...。
ラスサビ
なんにも
忘れぬよう
連れていきましょ
UFOにのって異星にいこうね
いこうね
「なんにも忘れぬよう」。
地球の実地調査に来たんですから、持っていくものは多そうですよね。
めちゃめちゃ私情というか、煩脳もありますけど...。
ちょうどこの日が実地調査終了の日だったのでしょうか。
やっと地球から離れて、星に帰ってくれそうですね。
この後、地球滅ぼしそうですけどね。
どうして
なんでそんな怖い目でみるの
分かってくれなくて悲しいな
もう知らないわ
ともあれ、想い先の人間さんはどうでしょうか。
...。
はい。
歌詞を見ての通り、ダメそうですね...。
「ズルい奴」とかなんとかありましたが...。
異星人ちゃんは人間さんに、地球を滅ぼすことを伝えていなかったのだと思います。
そうして人間さんは、このタイミングで気づいた。
完全に僕の想像ですが、
この場面で異星人ちゃんを睨めつけるのは、そういうことなのかなと。
そして、異星人ちゃんの「もう知らないわ」。
...えっ!? 見捨てられちゃったの?
...実はそういうわけではないんです。
いよわさん楽曲と言えば、大切になるのがMVの考察。
今回は「考察」というよりは、ちょっとした「補填」があるんですよね。
これは「もう知らないわ」より前のイラスト。
異星人ちゃんと人間さんと思われる人物が手をつないでます。
けれども、「もう知らないわ」の後のイラスト。
つないでませんね...。
これは、異星人ちゃんに見限られたというよりは...。
異星人ちゃんに強制連行されたのでしょう。
上記でも説明した ”キュートアグレッション”。
その通りになってしまったようですね...。
異星人ちゃんの人間模倣説
ツノがあったり、おもむろにセーラーを着てたり...。
果てはそういう発言までしている...。
そんな異星人ちゃんの人間模倣説ですが、割と現実味があるんです。
それはMVに描かれている、異星人ちゃんの "とある部分”。
そう。
異星人ちゃんの右手、触手みたいな感じなんです。
おもむろにセーラーを来ているのだって、
実地調査のために人間社会に溶け込もうとしている感じがしますよね。
これ、攫われてしまった人間さん、どうなるんでしょうかね...。
まとめ
いよわさん楽曲、「異星にいこうね」を解説&考察してみました。
どうでしたでしょうか?
ちょっと珍しめな恋愛楽曲でしたね!
珍しいじゃ済みませんがね!!
今回は(も)、まぁある意味BADENDですが、
いよわガールズのBADENDではありませんでしたね。
むしろ異星人ちゃんにとってはハッピーエンドなのか...?
まぁ、異星人ちゃんが良かったならオッケーですね。
きっと地球は滅びましたけどね!
この楽曲、ツイッターやピクシブにファンアートが多いんですが、
異星人ちゃんのほとんどに右手が描かれていないんですよね。
そういう細かいところまで目を向けると...、
いよわさんの楽曲を一段と楽しめるかもしれませんよ?(促進)
いよわ 「異星にいこうね」を聴く↓
異星にいこうね / いよわ feat.星界 - YouTube